まいぷれ編集部、鴨都波神社の秋季大祭を見学してきました。
全国の加茂(鴨)社のおおもととして葛城加茂社、下津加茂社と称される鴨氏一族が信仰していた鴨都波神社。
コロナ渦の中、縮小されましたが、無事に秋季大祭が行われました。
地元では「鴨の宮さん」で親しまれ、旧御所町及び近隣の5つの地区の氏神として崇敬されています。
宵宮では、献灯行事として五穀豊穣・家内安全・無病息災を祈願し、氏子地域から「ススキ提灯」と呼ばれる提灯(稲穂の実っている姿がススキ提灯の形と伝えられている)を持って、御所のまち(中心部)を練り歩かれました。
十三夜の月明かりの下で、とてもいい雰囲気でありました
献灯行事は県内最大級であると共に奈良盆地南部における祭礼形態を示す代表的な行事として貴重なものとして位置づけられ、奈良県無形民俗文化財に指定されています。
神社境内で献灯参拝の後、太鼓演奏に合わせて工夫を凝らした提灯練りが披露されました。
最後に鴨の宮若衆会の提灯衆が、顎や肩に、おでこに乗せたり、片手で持ち上げたり、回したり、走ったりと、迫力ある演舞。
15キロもある提灯を操る演舞は、圧巻でした!!
本宮祭では、大神輿渡御も本来なら神輿の担ぎ手200人超える人で行っていたそうですが、密になる為、山車に神輿を乗せて関係者で引っ張るやり方になりました。
それでも、国道を一時止めて大行列でまちを練り歩くのは見ごたえがありました
老若男女、皆さんが祭を盛り上げ楽しんでおられるのが印象的でした。
お祭では、大勢の方々が動かれていましたが、これからも引き継いでいく為には、鴨の宮若衆会という若い人達(50歳まで)の力が必要とのことです。
入って頂ける方を募集しておられます。
地域外、県外の方でも入れるということです。
・お祭りが好き
・提灯のパフォーマンスをしたい
・太鼓でお祭りを盛り上げたい
・練習を見学してみたい
・まずは話を聞いてみたい
など少しでもご興味のある方はこちらへ ⇒
鴨の宮若衆会インスタグラム
コロナ渦で、長らくお祭というものに触れることが無くなっていましたが、久しぶりのお祭は、やはりいいものでした
来年も無事開催できますように。