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クビアカツヤカミキリにご注意ください

特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」

クビアカツヤカミキリは、サクラ、ウメ、モモなどのバラ科の樹木に産卵し、幼虫が内部を食い荒して最悪の場合、枯死させる特定外来生物です。

4月頃から幼虫の活動が活発になり、フラスとよばれる木くずと糞の混合物を排出しながら木を食害していきます。

人間に直接危害を及ぼすものではありませんが、衰弱木や枯死木の落枝・倒木により事故が発生するおそれがあります。

御所市でも急速に被害が拡大しています。

被害を拡大させないために、成虫、フラスを見かけたら駆除と情報提供をお願いします。

詳細については、奈良県ホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。

クビアカツヤカミキリとは

1.成虫

成虫(市民写真提供)

成虫

脱出孔(成虫が出た穴)

クビアカツヤカミキリの成虫は、5月から8月にかけて羽化します。

木の中で羽化した成虫は、脱出孔と言われる縦に長い楕円形の穴から出てきます。

非常に繁殖能力が高く、1頭のメスが多い場合は1000個以上の卵を樹皮表面のくぼみに産卵します。

成虫の体長は2.5から4センチメートルで、全体が黒く光沢があり、胸部が赤いそろばんの珠のような形が特徴です。

また、成虫はジャコウ臭(ムスクのような匂い)がします。

2.幼虫

フラス

木の中の幼虫

幼虫

被害木の断面

フラス(拡大) 伊藤ふくお氏写真提供

クビアカツヤカミキリの幼虫は、木の中で生活しているため、通常目に触れる機会はありません。

4月から10月ごろに樹木内部を食い荒らし、うどん状のフラスを大量に排出しながら木の中で約2年からから3年過ごします。

フラスとは、幼虫の糞と木くずが混ざったもので、明るいオレンジ色をしています。


クビアカツヤカミキリを見つけたときは

クビアカツヤカミキリは、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」における特定外来生物に指定されています。

生きたままの個体の運搬、販売、飼育、保管、野に放つことが禁止されています。

クビアカツヤカミキリの成虫を見つけたときは、持ち帰らずに直ちにその場で捕殺してください。

可能であれば写真を撮って下記までご連絡ください。

サクラなどの樹木の下に大量のフラスやうどん状のフラス、脱出孔を見つけたときは、写真を撮って下記までご連絡ください。


奈良県景観・自然環境課 

電話 0742-27-8757

御所市環境政策課 環境政策係(御所市クリーンセンター内)

電話 0745-66-1087

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